保坂さんを転勤させる会
東京都千代田区岩本町2-17-4 NSビル1F

E-mail  info@ntt-workers.net
N関労南分会大会

神奈川支店前行動

NTT東日本本社への要請

厚労省への要請

  NTTにお願いです。難病の妻の介護と仕事が両立できるように自宅近隣の職場に転勤させ
   てください。── NTTは、10年におよぶ要請を無視し続けた。保坂貢さんは、その要請が
   叶わぬまま、13.3.31で定年退職となった。そして闘いは次のステージへ。


 Topics


13.8.3 保坂闘争報告集会
 8月3日、東京・大井町で保坂闘争報告集会を開催した。保坂貢さんは、難病の妻の介護と仕事が両立できるよう自宅近隣職場に転勤させてほしい、と10年間訴え続けてきたが、その闘いを支えた50人の仲間が集った。
 保坂貢さんは、「私が求めてきた『介護と仕事の両立支援をNTTは真剣
に考えていません。NTTは企業の社会的責任を果たしていません。私は、引き続きNTTOBとして『NTTの介護と仕事の両立支援』を注視していきたいと思います。」と決意を述べた。
 参加者はこもごも、「介護と仕事の両立」が社会的問題になっているなかで、保坂闘争からまなび今後の闘いに生かしていきたいと述べた。
 なお、パンフレット「NTTにおける介護としごとの両立を求める10年間の闘い」を発刊。保坂闘争の経過、NTTの理不尽さ、そして私たちの闘いの課題を明らかにした。このパンフを広めつつ、介護と仕事が両立するNTT職場になるよう追求していくこととした。


13.5.1  保坂貢さん、ブログ新設
 3月31日で退職となった保坂貢さんが、「仕事と介護の両立支援に対する報告、発言ブログ(NTTOB 保坂)」を立ち上げた。週1回程度を目指して更新していくそうです。
 ぜひ、アクセスしてください。(2014.12末にて打ち切りました)


13.5.1 反町メーデー
 5月1日、雨の予想に反しておだやかな天気となった反町公園で反町メーデーが開催された。参加している神奈川交流、ユニオン交流、そして神奈川県共闘会議のみなさんには、保坂貢さんの闘いにご理解をいただき、ご支援を受けてきた。
 保坂貢さんの闘いに対してお礼のビラ配布、そして保坂貢さんはお礼と今後とも闘う挨拶をした。猿渡公園での解散後、神奈川県共闘の<県共闘メーデー第二部>でも、保坂貢さんは改めて報告とお礼の挨拶をした。
 「仲間がいるから闘い働き続けられた。今後もNTT-OBとして、仕事と介護の両立は企業の社会的責任であり、NTTを注視していきたい。みなさんありがとうございます」と述べ、参加者から暖かい拍手が送られた。

13.4.13 新社会党東京都本部大会で
 4月13日開催された新社会党東京都本部大会で、3月31日をもってNTT東会社を定年退職となった保坂貢さんが特別発言を行った。
 「この間の1万署名、毎月のビラ配布行動に関わっていただき、感謝申し上げます。退職まで自宅近隣職場への転勤は叶いませんでしたが、おかげさまでなんとか介護をしつつ働いてくることができました。『転勤させろ』という闘いは退職に伴って終了せざるをえません。これからも介護は続きますが、みなさんとともに安心して介護し、働き続ける職場や社会を追求していきたい」と発言。
 会場からは惜しみない拍手が送られた。


13.4.12  NTT職場で働くみなさん、ありがとうございます
保坂貢さん
 3月31日、定年退職となった保坂貢さんは、4月12日神奈川支店前で、転勤させる会、囲む会、神奈川ワーカーズユニオン、神奈川県共闘、i女性会議、電通労組、そしてN関労の仲間とともに、最後の「保坂さんを転勤させる会ニュース」を配布。NTTは最後まで保坂さんの要請を無視し続けてきたが、保坂貢さんは「仲間の励まし・支えで何とか勤めることができた。妻の介護をしっかりしつつ、これからもNTT職場で働く仲間が、安心して・健康で働き続けられるようOBとしてみなさんとともに闘っていきたい」とお礼と決意を述べた。
最後のビラ配布行動に結集した仲間たち
→ 保坂さんを転勤させる会ニュース

13.3.26 NTT東本社へ要請
 「保坂さんを転勤させる会」(共同代表:宮本なおみ元目黒区議会議員他)ほか、保坂貢さんが介護と仕事の両立するよう自宅近隣職場への転勤を求めていることを支援する市民のみなさんが、3月26日、NTT東本社に最後の要請を行った。
 この中で、保坂貢さんを転勤させることを要請するとともに、保坂貢さんと妻のように悲しんだり苦しまなくてすむ、安心して働き続けられる職場になるよう要請しました。

 → NTT東会社への要請書

13.3.15 NTT神奈川支店前で要請行動
 
神奈川県共闘会議川端議長
神奈川の労組30余の組織が結集し、3月15日、神奈川県13春闘共同行動が行われた。NTT神奈川支店前では、神奈川県共闘会議主催で、保坂貢さんを自宅近隣へ転勤させるよう抗議と要請行動を行った。
 その後、神奈川労働局交渉が行われ、保坂さんは、「NTTが介護休業法を遵守するよう指導を」と要請、関内・大通り公園での決起
集会でも、保坂貢さんの状況とNTTに介護と仕事が両立するよう自宅近隣職場へ転勤させるよう要請している、と支援を要請した。大通り公園から桜木町まで、「保坂さんを転勤させろ」とシュピレヒコールがこだました。

神奈川労働局へ要請する保坂貢さん

  
→ NTT神奈川支店への要請書




13.3.13  N関労ストライキ
 N関労東は、13日NTT東会社前で13春闘決起集会を開催した。保坂貢さんは、介護と仕事が両立するよう自宅近隣職場への転勤を訴えた。

13.3.1 保坂さんを自宅近隣職場へ! NTT神奈川支店前で抗議・要請行動
 NTTOB、転勤させる会、神奈川県共闘会議、神奈川ワーカーズユニオン、京浜ユニオン、電通労組、そしてN関労で抗議・要請行動を行いました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース

13.2.23 東京・門前仲町駅周辺でのビラ配布
転勤させる会は、1月3日の東京・片倉駅に続いて、保坂さんが介護と仕事が両立できるよう自宅近隣職場へ転勤を求めて、東京・門前仲町駅周辺でビラ配布しました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース

<お願い>保坂さんの転勤を求める請願署名
 国際的な人権擁護組織の署名サイト「Care2」では、次のような請願署名の賛同を求めている。
 「脊髄小脳変性症 (SCD)と診断された難病を患っている妻の家庭内でのケアを必要とする保坂貢さんを虐待している。NTT東日本には、何かあったときにすぐ帰れる彼の家の近くのオフィスのいずれかに転勤させるよう要求している。しかしそれより遠くの場所に彼を転勤させた。その結果、通勤時間は60分となった。 最近彼女は脳梗塞と嚥下障害があることがわかった。転勤の必要性が差し迫っている。NTT東日本は、ワーク・ライフ・ バランス ポリシーに従って、彼をすぐに彼の家に最も近いオフィスに転勤させるよう促しましょう」というもの。
 ぜひご協力下さい。
 → 署名画面

13.2.22  「ワーク・ライフ・バランスレポート2012」を公表/内閣府
内閣府はこのほど、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012」を公表した。「人も社会も意識を変えて。さらに進める働き方改革」をテーマに、労使、政府、地方公共団体などの取り組みと各種調査結果を紹介し、仕事と子育て・介護の両立支援などについて、当面の課題を提示している。(メールマガジン労働情報/第892号よりより転載)
 → 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2012


13.2.1 保坂さんを自宅近隣職場へ! NTT神奈川支店前で抗議・要請行動
 NTTOB、転勤させる会、神奈川県共闘会議、神奈川ワーカーズユニオン、京浜ユニオン、電通労組、そしてN関労で抗議・要請行動を行いました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース

13.1.15 東京・門前仲町駅周辺でのビラ配布
転勤させる会は、1月3日の東京・片倉駅に続いて、保坂さんが介護と仕事が両立できるよう自宅近隣職場へ転勤を求めて、東京・門前仲町駅周辺でビラ配布しました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース

13.1.11 保坂さんを自宅近隣職場へ! NTT神奈川支店前で抗議・要請行動
 NTTOB、転勤させる会、神奈川ワーカーズユニオン、京浜ユニオン、電通労組、そしてN関労で抗議・要請行動を行いました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース

13.1.3 東京・片倉駅周辺でのビラ配布
 新年早々、転勤させる会は、保坂さんが介護と仕事が両立できるよう自宅近隣職場へ転勤を求めて、東京・片倉駅周辺でビラ配布しました。
 → 保坂さんを転勤させる会ニュース




■ 保坂さん、これまでの経過──


保坂貢さん
 保坂貢さん(59歳)の妻(51歳)は、02年「脊髄小脳変性症」という難病に罹病。
 03年、保坂さんは、NTTの実質定年50歳制といわれる「NTTに残れば全国配転、退職すれば子会社に雇用するが15〜30%の賃金減。どちらかを選択しろ」と選択を迫られた。

 保坂さんは、妻の介護・リハビリ、小中学生の教育費を考えると全国配転、賃金減を受け入れることはできなかった。NTTには、診断書等を付けて妻の病状を訴え、近隣職場への配転を訴えた。

 その後、社長や神奈川支店長に病状の変化が生じるたびに「上申書」を提出し、自宅近隣職場への転勤を訴えてきた。しかしNTTは、これらを無視、東京・蒲田から川崎、そして桜木町へと転勤のたびに自宅から遠くなる職場へ配転させた。

 11年6月、法人営業体制の再構築として組織の再編成が実施され、また今より10分通勤時間が延長し、片道1時間になってしまった。保坂さんは4月1日、NTT東会社江部社長に、「妻の介護保険認定は、これまでの『要支援2』から『要介護1』になり、「介護と仕事の両立」が困難になりつつあり、この期に、何かあったら駆けつけられる自宅近隣職場への転勤を」と要請している。

 一方、神奈川労働局機会均等室にも、「NTTが育児・介護休業法を遵守し、自宅近隣職場へ転勤できるよう指導してほしい」と要請している。

 保坂さんを自宅近隣職場へ転勤できるようにと、所属するN関労(NTT関連労働組合)や電通労組、全労協、神奈川県共闘会議の労働組合の支援を受け、また東京では「転勤させる会」、神奈川では「応援する会」「囲む会」が結成され、支援行動を行っている。


■ 脊髄小脳変性症──

 「反射的に体のバランスをとり、素早いなめらかな運動に必要な小脳・脳幹・脊髄の神経細胞が変化、ついには消えてしまう」という難病。
 原因不明の疾患で推定では10万人に5から10人程度の患者がいると考えられている。
 主な症状は、運動失調。つまり、歩行がフラツク、手がうまく使えない、喋る時に舌がもつれるなどの症状がおきる。脊髄小脳変性症ではこれらの症状が緩徐進行性に進むというのが特徴。
 運動失調以外にも様々な症状をきたす。主要なものは、自律神経症状としての起立性低血圧、発汗障害、排尿障害など、錐体路症状として下肢のつっぱり、その他、末梢神経障害や筋の萎縮など。

 保坂さんの妻(50歳)は2002年病名が判明、夫婦、ご家族が支えあい、介護・リハビリに励んでいる。

─>>「1リットルの涙」


■ 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律──

 この法律の26条には、「転勤について企業が配慮すべき事項が記されています。

 ■転勤についての配慮(法第26条)
 事業主は、労働者を転勤させようとするときには、育児や介護を行うことが困難となる労働者について、その育児又は介護の状況に配慮しなければなりません。
 配慮することの内容としては、例えば、1.その労働者の子の養育又は家族の介護の状況を把握すること。2.労働者本人の意向を斟酌(しんしゃく)すること。3.就業場所の変更を行う場合は、子の養育又は家族の介護の代替手段の有無の確認を行うこと。等が考えられ、これらは配慮することの内容の例示であり、他にも様々な配慮が考えられます。